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Spec-RAM™ ガンマ線スペクトロメトリ―システム

英国 LABLOGIC SYSTEMS

LabLogic社のSpec-RAM™は、低レベルの放射能を含むサンプルのエネルギースペクトル分析(サンプル中の放射性核種の不純物の確認)に最適なガンマ線スペクトロメトリ―システムです。

 

シンチレーションスペクトロメトリ―に必要なすべてを搭載した高性能な検出器と、マルチチャンネルアナライザー(MCA)を一体化させたSpec-RAM™は、シンプルで直感的に操作でき、放射性医薬品の研究に最適なソリューションです。

 

Spec-RAM™は、PET/SPECTアプリケーション専用に開発されました。使いやすさ、快適さ、安全性、信頼性を確保するためのさまざまなユーザーフレンドリーな機能を備えています。

 

 

Spec-RAMのカタログ(英語版)はこちら

 

選択可能な検出器

Spec-RAM™は、検出器を以下の4種類よりお選びいただけます。

また、それぞれの検出器は交換可能で、将来ご使用目的が変化した場合にも対応できます。

 

  • 2インチ x 2インチ (51 x 51 mm) NaI (TI)、エンド・オン型
  • 2インチ x 2インチ (51 x 51 mm) NaI (TI)、ウェル型 (ウェルの寸法:直径16.6 mm x 39 mm)
  • 3インチ x 3インチ (76 x 76 mm) NaI (TI)、エンド・オン型
  • 3インチ x 3インチ (76 x 76 mm) NaI (TI)、ウェル型 (ウェルの寸法:直径16.6 mm x 39 mm)

 

4種類のどの検出器を選択しても以下の仕様は共通です。

高圧電源供給

 MCAからの陽電圧:600~800Vdc

動作温度環境  -20℃ から +65℃ 
エネルギー分解能  662 keVで FWHM 7.5%±0.2%
エネルギー範囲  20 keV ~ 3 MeV 
ゲイン安定性  20℃で24時間以上:1.0%以下
MCA  1024/2048チャンネル(選択可能)

 

鉛シールドと銅ライナー

Spec-RAM™の鉛シールドは、組み立てが簡単なモジュール式です。

 

鉛シールドの寸法

重量  128.28 kg
鉛の厚さ  60 mm
寸法  521 x Φ216 mm

 

また、銅ライナーが付属していることで、鉛シールドの相対的な残存バックグラウンドを減衰させ、最適なパフォーマンスを提供します。

Laura Radiopharma ソフトウェア

Spec-RAMは、Laura Radiopharmaソフトウェアで制御されます。Laura Radiopharma は、ラジオHPLC検出器、ラジオTLCスキャナー、MCA、GC、HPLC システムからの制御、データ収集、レポート作成のための単一のソフトウェアソリューションです。

 

Laura Radiopharma の主な特長

企業コンプライアンスに対応 (GxP、FDA 21 CFR Part 11 および FDA 21 CFR Part 212 要件の規制に準拠)
・データの一貫性確保のためのメソッドやレポートのロック機能
・半減期補正
・純度検査の合計%などの関連値を報告
・放射能、DPM、cpsなどの正しい測定単位
・複数のユーザーが使いやすいシンプルなユーザーインターフェイス
 
また、Laura Radiopharma は、データの一貫性を証明するために満たさなければならない要件とされる ALCOA 原則を常に厳守しています。
・Attributable (帰属性)
・Legible (判読性)
・Contemporaneously recorded (同時性)
・Original or a true copy (原本性)
・Accurate (正確性)
 
Laura Radiopharma は、ALCOA 原則を堅持することでデータの整合性を維持し、製薬・核医学界の規制ガイドラインを満たすための堅牢なプラットフォームを確立しています。
 
Laura Radiopharma ソフトウェアについての詳細(英語)はこちらをご覧ください
 

TEL:03-3862-2700(代表)

お問い合わせ・カタログ請求はこちら

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