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TK222レジンは、分岐ジグロシルアミドとホスフィンオキシドの混合物をベースにした製品です。少量の長鎖アルコールを含んでいます。また、放射線分解に対する安定性を高めるために、芳香族基を含む不活性支持体に有機相を含侵させています。

 

Figure 1~12は、硝酸(Figure 1~6)および塩酸(Figure 7~12)における様々な元素に対するTK222レジンの選択性を示しています。Dw値はICP-MSによる測定で得られたものです。

 

Figure 13および14は、TK221レジンおよびTK222レジンにおけるAcの挙動を示したものです。Dw値はLSCによる測定で得られたものです。(データ提供: Nora Vajda氏 RadAnal)

 

Figure 1: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

示されている元素の中では、Srは中高濃度の硝酸(2~3M)、Tlは高濃度の硝酸(~8M)で保持されます。

 

Figure 2: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

ランタニドは一般的に、高濃度の硝酸(0.5M以上)でよく保持され、これは重ランタニドの場合に特に当てはまります。Acからランタニドを分離する観点で特に興味深いポイントです。Dw値は一般的に低濃度の硝酸で低くなります。

 

Figure 3: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

YおよびScは高濃度の硝酸で非常によく保持されますが、Co、Ni、Cuは保持されません。

Figure 4: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

UおよびThは高濃度の硝酸から非常によく保持されます。Biもよく保持されますがUやThほどではありません。Snは高濃度硝酸でいくらか保持されます。Pbは一般的に0.5~3M硝酸が最大で、かなり弱く保持されます。

 

Figure 5: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

原子価の高いHf、Zr、NbやMoなどの元素は、高濃度の硝酸からよく保持されます。

Figure 6: 硝酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

示した元素はいずれも、硝酸条件でTK222レジンによって顕著な保持を示しません。

 

Figure 7: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

試験した元素の中で、Tlのみが高濃度塩酸でよく保持されます。

Figure 8: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

ランタニドは高濃度塩酸(例. 6M以上)で強く保持されます。

 

Figure 9: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

ランタニドのようにYおよびScは高濃度の塩酸で非常に良く保持されます。Co、Ni、Cuは保持されないか、弱く保持されるのみです。

Figure 10: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

U、Th、Snは塩酸濃度の上昇とともにDw値が大幅に増加します。Pbは塩酸の場合、非常に弱く保持されます。Biは0.1M~2Mの間の塩酸でよく保持されますが、塩酸濃度が上昇すると保持力は急激に下がります。例えば10M塩酸は、TK222レジンからBiを溶出する際に使用できる可能性があります。

Figure 11: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

硝酸のように、Mo、Nb、Zr、Hfのような原子価の高い元素は高酸濃度の条件でよく保持されます。

Figure 12: 塩酸においてTK222レジンに選択された元素のDw値

 

高濃度の塩酸では、ZnおよびGaはかなりよく保持されますが、その他の試験した元素は保持されません。

 

Figure 13: 硝酸においてTK221およびTK222レジンに選択されたAcのDw値

                  (データ提供: Nora Vajda氏 RadAnal)

Figure 14: 塩酸においてTK222レジンに選択されたAcのDw値

                (データ提供: Nora Vajda氏 RadAnal)

 

Figure 13と14は、硝酸および塩酸においてTK221とTK222に選択されたAcのDw値の比較です。TK221レジンはTK222レジンよりもAcを大幅に強く保持します。一方、TK222レジンは溶出がしやすいです。両レジンとも非常に高濃度の塩酸(>10M)条件で低いDw値を示しており、これはランタニドに対するレジンの選択性を考慮すると、ランタニドからAcを分離することができます。硝酸における溶出の場合、Ac溶出には極めて高い硝酸(12M以上)を必要とします。

 

Figure 15と16は安定元素による溶出研究およびICP-MSによる測定について示しています。

Figure 15: 溶出試験: 2mL TK222カートリッジを使用、1BVフラクション

Ba(Raも同様に)とPbは高濃度の硝酸(2~4M硝酸)において除去されますが、Srの溶出にはさらに濃度の高い硝酸(ここでは12M硝酸)が必要となります。これらの条件において、ランタニド、UそしてThはTK222レジンに保持されたままですが、Acは溶出すると予想されるため、これらの元素からAcを分離するのに適した条件と言えます。

 

Figure 16: 溶出試験: 2mL TK222カートリッジを使用、1 BVフラクション

 

TK222レジンを6M硝酸から充填し、続けて同じ酸で洗浄すると、Pb、Ba、Srは除去されます。Biは10M塩酸によって除去できる可能性があります。ご覧の通り、通常のAc溶出条件(0.05M塩酸)でランタニドは共溶出するため、非常に高濃度の硝酸によってTK222(またはTK221)からAcを溶出することで除去する必要があります。

取扱仕様

TK222 レジン
粒 径 容 器 入 数 商品番号

100 ~ 200 µm

ボトル

25g

TK222-B25-B

50g TK222-B50-B
100g TK222-B100-B
200g TK222-B200-B
カラム(2mL)

20個入

TK222-C20-B
50 ~ 100 µm ボトル 25g TK222-B25-T
50g TK222-B50-T
100g TK222-B100-T
200g TK222-B200-T

カートリッジ(2mL)

10個入 TK222-R10-T

TEL:03-3862-2700(代表)

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