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CUシートは、iTLC-SG TLC(薄層クロマトグラフィー)紙(アジレント)にCUレジンで採用されたCuを選択的に抽出する抽出剤を含侵させた製品です。
TLC紙は、放射性医薬品における標識化合物の品質管理(放射化学純度測定)によく用いられます。例えば、Cu標識ペプチドを分析する際、シリカゲルベースの担体を使用するようなTLCテスト中に人工物が生成される場合があります。これらの人工物はピークを作ったり歪曲させる等してTLCスキャンの分析に干渉する恐れがあります。シリカ以外のTLC担体(例. Whatmanペーパー)に切り替えることで一般的に改善が見られますが、展開時間が大幅に長いことやピークがブロードになる等のデメリットがあります。
Svedjehed氏およびGagnon氏[1]は、CUシートはCu標識ペプチドに対して短い展開時間で非常に良い分解能を得られることを示しました。
著者は、GE社のPETtrace固相ターゲットシステムを使用してnatNi(d,x)61Cuの反応により61Cuを製造し、前述したTBP/TK201レジンベースの技法を使用して、[61Cu]CuCl2を精製しました[2]。
その後[61Cu]CuCl2の一定分量を様々な低濃度のNOTA-オクトレオチド トリフルオロ酢酸またはNODAGA-RGDトリフルオロ酢酸(ABX)と共に培養し(90℃で30分間、pH4.4[0.3M 酢酸緩衝液]しました。すべてのケースで、リガンド濃度は過剰を下回り、不完全な標識と標識されていない61Cuの存在が明らかになりました。
5μLのそれぞれ61Cuが標識されたペプチドを、10cm長の(a) iTLC-SG、(b) Whatmanペーパー(両方とも非含侵紙)、そして(c) CUシートに起点から1cmのところに添加して、1:1のメタノール/1M酢酸アンモニウム中で少なくとも7cmまで展開させました。
Figure 1は、遊離性の61Cu(example 1)が多い場合の [61Cu]Cu-NOTA-オクトレオチドのTLCスキャンの結果、標識61Cuおよび非標識61Cu(example 2)が同程度の量の場合の [61Cu]Cu-NOTA-オクトレオチドのスキャン結果を示しています。著者は[61Cu]Cu-NODAGA-RGDの場合、類似の結果が得られたことを報告しています。
Figure 1: [61Cu]Cu-NOTA-オクトレオチドを添加したTLCスキャン
上: iTLC-SG
中央: Whatmanペーパー
下: CUシート
Example 1は非標識61Cuが多い場合、example 2は標識および非標識61Cuの量が同程度の場合の例です。([1]を参照)
非含侵iTLC-SGおよびWhatmanペーパーでは分解能が低く、ピークはワイドで非均一でした。CUシートを使用した方のTLCスキャンでは、大幅にシャープな分離ピークとなっており、Whatmanペーパーより短時間の展開時間(Whatmanペーパーでは25~30分のところ、10分未満)という利点もあります。ペプチドの量を減らした場合に、さらに大きな違いがあることを著者は報告しています。
参考文献
2)J. Svedjehed, K. Gagnon. A quest for simplicity: Automated cassette-based purification of [61Cu]CuCl2 from solid Ni targets using a single time-list. Nucl Med Biol, 108-109, S1 (2022), P-220, ppS170.
取扱仕様
| CU シート | |||
| サイズ | 入 数 | 商品番号 | |
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11×15cm |
5枚入 |
CUiST-5-1115 |
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