"Sepmatix"全自動8チャンネルパラレルHPLCシステム

“Sepmatix”全自動8チャンネルパラレルHPLCシステムは、市販の8台分のHPLCシステムの機能を1台に集約させ、効率的に長時間の無人運転を行うシステムです。最大8種類の異なるカラムや、また同一のカラムを8本セットし、最大24種類の展開溶媒を使用して、最適な溶媒条件を決定することができます。
(このシステムの最適なアプリケーションは、Chiral Column Screeningモニター上で、わずか数分の間に、光学異性体を同時に8本のChiral Column上で分離可能です。)
優れたキラルカラムスクリーニングウィザードソフトウェアは、分離された80クロマトグラムを同一画面に明確に表示します。最良のピーク分離能を持つクロマトグラムは、直ちに確認することができます。このソフトウェアは、今までユーザーが費やしてきた最適なクロマトグラムの選択作業時間を大幅に低減することを可能にしました。
この全体を表示する機能は、プレゼンテーションに最適です。“Sepmatix”8チャンネルパラレルSFC(超臨界クロマトグラフィー)システムの技法的な変更点は、CO2ポンプとモディファイヤーポンプを追加したことです。SEPIATEC社が特許を持つフローコントロールは、液路を8チャンネルに分割し電子制御バルブにより正確にコントロールしています。バックプレッシャー、レギュレーター、オートマチックサンプラー、8チャンネルダイオードアレイ検出器、加温冷却のできるカラムオーブンは標準装備です。
オプションの付属により、“Sepmatix”全自動8チャンネル・パラレルSFC超臨海流体クロマトグラフィーシステムとしても使用できます。
- “Sepmatix” 8 ×Screening
- “Sepmatix” 8 ×Analytical
- “Sepmatix” 8 ×Protein
“Sepmatix”全自動8チャンネルパラレルHPLCシステムのフローダイアグラム
従来法では丸一日(8時間)かかっていた8カラム分析が、“Sepmatix”ではわずか1時間で完了します。カラム切り替えバルブを装備した従来法のシークエンシャル8カラム法(左)とパラレル8カラムを採用した“Sepmatix”(右)を比較します。下記の画像を見れば、“Sepmatix”は従来法の8~10倍の処理能力を持っていることが分かります。
従来法 |
”Sepmatix”全自動8チャンネル パラレルHPLCシステム |
シ―クエンシャル8カラム法 分析時間:30分 (x 8カラム) 平衡化時間:30分 (x 8カラム) 合計所要時間:8時間(1時間 x 8カラム) |
パラレル8カラム 分析時間:30分 平衡化時間:30分 合計所要時間:1時間 |
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