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FAQ よくある質問集

米国 EICHROM TECHNOLOGIES

基本情報

Q1. 最適な粒径はありますか?

最適な粒径は、アプリケーションによって異なります。流速0.7~0.8mL/分で重力フロー用のカラムを使用して処理する場合、100~150μが最適です。流速約0.2mL/分の場合、50~100μが最適です。Eichrom Technologies社では、真空補助フロー用に50~100μのカートリッジも取り扱っています。20~50μのレジンは、とても小さなカラムや、隣接もしくは近接ランタノイドの分離に最適です。

 

Q2. レジンの吸着量はどれぐらいですか?

各レジンの吸着量は、不活性支持体によって保持される抽出剤の量によって異なります。最適比は、レジンベッド量に対して抽出剤の40%です。同時にレジンから溶離することよりも先に実際に吸収される元素の量によっても、吸着量は異なります。このことは、理論上の最大吸着量の50%以下になる一般的な要因です。下記の表は、各レジン1mLがそれぞれの元素を何mg吸着するか示しています。

レジン

50%最大充填(ベッドのmg/mL)

 * 実験的に決定

Actinide

Nd

U

Am

8.6

21

14

DGAおよび

DGAブランチド

Eu

Am

6.3

10

Ln

Eu

9.1

Ln2

Eu

6.9

Ln3

Eu

7.1

Sr

Sr

Pb

6

14

Pb

Sr

Pb

4.7

11

TEVA®

PuまたはNp

15

TRU

Am

4.5

UTEVA®

U

32

         

 

Q3. フリーカラムボリューム(FCV)とは何ですか?

フリーカラムボリューム(FCV)とは、クロマトグラフィーカラムの空隙容量、つまりどれぐらい隙間があるのかを意味しています。カラムの大きさに対して、カラムを通過する移動相の量の指標として用いられています。Eichrom Technologies社製の抽出クロマトグラフィー製品は、空隙容量がベッドボリュームの約65%、つまり1 FCV = レジンの容量x 0.65mL/mL(1mLカラムの場合、0.65mLの液が通過する隙間がある)です。

Q4. 標準的な2mLカラムのFCVはどれぐらいですか?

充填済カラムは、ベッドボリュームが2mLのため、1 FCV = 0.65mL/mL x 2mL = 1.3mLです。

 

カラムおよびカートリッジについて

Q5. カラムとカートリッジの違いは何ですか?

カラムは、ポリエチレン製であり、サンプルをカラムに流し込み、自然落下で溶出させます。

IMG_0424.JPG IMG_0425.JPG

 カートリッジは、ポリカーボネート真空吸引システムと組み合わせて使用することで、自然落下よりもはるかに早い時間で溶出することができます。

cartridge.jpgvacuum.jpg

 

種類

カラム (2mL)

カートリッジ (2mL)

レジンベッド-容量 (mL)

2 mL

2 mL

レジンの量 (g)

0.65 g

0.65 g

一般的なレジンの粒径

A grade / 100-150 µm

S grade / 50-100 µm

一般的な使用方法

自然落下

真空フローまたは

圧力フロー

一般的な流速

0.25 ~ 0.33 mL/ 分 以下

1 – 3 mL / 分

一般的なレジンベッド

の充填物

0.05M硝酸

なし

レジンは乾燥された状態で

出荷されます

注意事項

凍らせないでください

乾燥させないでください

凍らせないでください

乾燥しても問題ありません

前処理

溶媒と同じモル濃度の酸で

行ってください

溶媒と同じモル濃度の酸で

行ってください

 

Q6. カタログに記載されていない容量の充填済カラムの購入は可能ですか?

可能です。お客様の長年のご要望に応じて、レジンの容量が0.22~15mLのカラムをご用意しています。詳細につきましては、桑和貿易株式会社までお問い合わせください。

 

Q7. 2mLカラムに入っている液体は何ですか?

ほとんどのカラムには、0.05M硝酸が含まれています。ただし、Tritiumカラムは例外であり、9%メチルアルコールの9%体積パーセント水溶液が含まれています。

 

(注意)イオン交換樹脂以外のカートリッジは乾燥状態です。イオン交換樹脂のカートリッジには、湿ったレジンが充填されており、水分の蒸散を最小限に留めるため、小分けに包装して出荷しています(例:50個入りの場合、通常1袋で出荷しますが、イオン交換樹脂は5袋(各10個入り)で出荷します)。

 

Q8. 充填済カラムやカートリッジには、どれぐらいのレジンが入っていますか?

標準的な充填済カラムおよびカートリッジには、レジンが2mL入っています。ほとんどの製品は、レジンの重さが約0.65gです。ただし、次の製品に関しては、レジンの密度が異なります。Nickelレジンの2mLカラムおよびカートリッジは、レジンの重さが約0.5gです。プレフィルターレジンのカラムは、レジンの重さが約0.5gです。MnO2レジンとイオン交換樹脂のカラムおよびカートリッジは、レジンの重さが1.5gです。

 

Q9. カラムおよびカートリッジのフリットを除去することはできますか?また、フリットは必要なものですか?

底部フリットは、カラムおよびカートリッジ内のレジンを保持するために必要です。カラムの上部用フリットは、輸送中にレジンが漏れないように入れていますが、分析時に除去しても構いません。上部用フリットが、ご自身の分析に合わない場合には、ガラス綿やガラス玉等と交換が可能です。一方、カートリッジの上部用フリットは、除去することができません。空気が漏れずに、カートリッジの蓋を元に戻すことができないためです。

 

Q10. カラムやカートリッジは再使用することができますか?

Eichrom Technologies社では、次の2つの理由から再使用することを推奨していません。まず、再使用時に二次汚染する可能性があるためです。次に、通常の使用でも抽出剤が流出する可能性があり、再使用時に回収率が低くなる可能性があるためです。

 

Q11. カラムは乾燥させても大丈夫ですか?

カラムは乾燥させてはいけません。チャネリング効果を起こし、正しく流れない場合がよくあります。

 

Q12. カートリッジは乾燥させても大丈夫ですか?

カートリッジは乾燥させても大丈夫です。レジンが密に充填されているため、最後の溶液でもきれいに分離することができます。

 

Q13. 分離中にカラムに色がついた場合、何を意味しているのですか?

高濃度の目的物もしくはマトリクスイオンに関連して、レジンに色がつく場合があります。その他、カラム内の溶液の化学状態に起因して、色が出る場合があります。色の変化は、だいたい二次行程で起こり、カラム内の化学状態を示す場合とそうでない場合があります。したがって、各実験のスタンダードセパレーション中に、一貫性のある色の変化を記録するのに役立つ一方、実験が間違っているか、またはただ色が異なっているかもしれないため、簡単に廃棄すべきではありません。

 

Q14. マニュアルカラム調製法は、どのような手順で進めればよいのでしょうか。

1.カラムを0.05M硝酸で洗浄します。

2.レジンの重さを量り、最低30分はレジンを0.05M硝酸で膨潤させます(3時間または一晩であればなお望ましい)。

3.アプリケーションのために、ピペットとスクイズボトルでレジンをカラムに移し、3時間そのままにしておきます(一晩であればなお望ましい)。

4.レジンの上に、2mmの隙間を作ってフリットを置きます。

5.導入サンプル溶液と同じ濃度の酸混合物でレジンを前処理します。

 

全製品に共通した質問

Q15. レジンを保管するのに特別な条件はありますか?

 レジンは、常温そして適した湿度で保管してください。

 

Q16. 使用する前に、レジンを前処理する必要はありますか?

 使用する前に、使用条件と類似した酸性溶液で、レジンを湿らせておいてください。

 

Q17. 重力フローでカラムを使用した場合、各サンプル溶液にほぼ同じ成分が入っているにも関わらず、サンプルごとに流速が変わってしまうのは、どうしてですか?

 レジンの封入、フリットの不均一性そして微粒子サンプルの充填量や粘度のわずかな相違に起因して、溶液の流速がカラムによってばらつきが出やすいためです。

 

Q18.  ポリカーボネート真空吸引システム(Vacuum Box)とはどのようなものですか?

 レジンを自動落下で処理すると大いに時間がかかりますが、システム内を真空にし、吸引することで落下を促します。
これを使用するとこで、大幅な時間短縮が可能です。
詳細はこちら(動画)
 
Q19. 液体シンチレーション測定とは、何ですか?
 液体シンチレーション測定は、2000keVより低いエネルギーのベータ放射体で標識したサンプルを測定するために用います。この測定のために開発された装置を液体シンチレーションカウンターと呼びます。通常の液体シンチレーションカウンターは、低エネルギーのベータ線測定のために、そのバックグラウンドを減少させる方法として、2本の光電子倍増管を使用し、同時計数回路を構成しています。対して、桑和貿易株式会社が正規総代理店をしていますフィンランド国Hidex社製液体シンチレーションカウンター(右図)は、世界で初めて120°の角度で3本の光電子倍増管を使用し、同時計数回路を構成した独特のTDCR(Triple to Double Coincidence Ratio)技法を用いました。この結果、外部標準線源機構および内部標準線源機構なしで自動的に正確なベクレル値が得られます。詳しくは、桑和貿易株式会社までお問合せ下さい。 300_1.jpg
 

Csレジンに関する質問

Q19. Csレジンには、どれぐらいの量の水を使用することができますか?

Csを除去するためにレジンに使用することができる水の量は、水中のCsの濃度によります。そのため、関係性は濃度に依存し、量には依存しません。

 

TEL:03-3862-2700(代表)

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